ビジネス用語集
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プロンプトエンジニアリング(プロンプトエンジニア)
- プロンプトエンジニアリングとは、AIから望ましい出力結果を得るために、AIに対して適切な指示・命令(プロンプト)を与えるための技術です。特に、AIが人間の言葉を理解できるように指示文章を構造化するプロセスを指します。 また、プロンプトエンジニアとはAIから最適な答えを引き出すためのプロンプトを開発する技術者を指します。
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プロンプトエンジニアリング(プロンプトエンジニア)
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ペルソナ
- ペルソナ(Persona)は、マーケティングの世界においては、「架空的に設定される、典型的・特徴的なユーザー像、あるいはユーザーの人物モデル」を指します。 類似する用語として「ターゲット(セグメント)」がありますが、大きな違いは、定義する範囲と深さにあります。ターゲットは、「40代・女性・主婦」「30代・男性・会社員」のように、定量的に測定可能な軸で、ある程度幅を持たせた分類が、対象に対して網羅的に設定されます。一方で、ペルソナは、ターゲットをより詳細なユーザー像に落とし込んだものです。ターゲットのように、全てのユーザー像を網羅する訳ではなく、あくまでも典型的、または特徴的なユーザーに絞り込み、その代わりに、ターゲット像を誰もがリアリティを持ってイメージできるレベルまで深く具体化します。 具体的には、ペルソナでは、性別、年齢、居住エリア、職業などのデモグラフィックな情報のみならず、住居形態(持ち家、実家、賃貸など)、学歴、年収、家族構成、趣味、利用SNS、タイムスケジュールなど、より具体的なライフスタイルや嗜好性を想起できるような設定を行っていくことがポイントになります。 ペルソナの設定により、顧客のニーズをより詳しく把握することで、ターゲットが魅力を感じるアプローチを設計することができます。ただし、ペルソナを設定する際は、先入観や思い込みによる設定にならないように、アンケート調査やヒアリングを通して、実態を捉えることが重要になります。また、ペルソナの動態は常に変化していきますので、定期的に見直しを行うことも肝要です。
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ペルソナ
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変化点管理
- 機能・性能による設計変更、コスト削減による部品変更、組立・製造時による設計への変更依頼や製造時の工程変更をそれぞれ紐づけて管理することで変更時の影響範囲を確認する仕組みのことをいいます。
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変化点管理
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ベンダーロックイン
- ベンダーロックインとは、自社の多くのシステムが特定のベンダーの独自仕様になっているため、改修やメンテナンスにおいて他社に依頼すると莫大なコストがかかったり、そもそも他社が引き受けてくれなかったり、他社が参入できなくなっている状態のことです。歴史を遡れば、メインフレームを導入する企業が全ての業務システムについて開発から運用までを特定のベンダーに委託していたために、メインフレームからオープン化(システムの分散化)するのに10数年を要した事例も多く発生しました。 このように新しいテクノロジーや、新しいパッケージ、最新のソリューションなどをニーズにあわせて選びたいが、ベンダーの技術やソリューションに縛られてそれが実現できない状態を言います。
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ベンダーロックイン
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ポストモダンERP
- ポストモダンERPとは、全ての基幹業務を単一システムで統合管理する従来型のERPに対し、ERP機能はコア業務に絞り、その他の不足する機能は分野別に最適なクラウドサービスで補完する次世代型のERP像を指します。
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ポストモダンERP
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PoC(ポック、ピーオーシー)
- PoCとは、Proof of Concept(概念実証)の略で、読み方としては、“ポック”や“ピーオーシー”と読みます。意味としては、サービスや技術に関する新しいアイデアやコンセプトの実現性検証の工程のことを指します。 PoCには、検証目的によって、「提供価値面の検証」「技術面の検証」の大きく2つがあります。 「提供価値面の検証」は、顧客ニーズの大きさや、ニーズに対する充足可能性、ニーズを充足するための具体性(要件・仕様など)を検証するもので、代表的な例として、テストマーケティングやα版・β版があります。 一方で、「技術面の検証」は、想定する機能の実現可能性や実現上の課題を検証するもので、代表的な例として、プロトタイプ開発があります。 類似の用語として「フィージビリティ・スタディー」がありますが、大きな違いは、検証の目的・位置付けであり、一般的に、フィージビリティ・スタディーが事業性の検証を中心としているのに対して、PoCは、その前提となる、価値性・技術性の検証を中心としています。
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PoC(ポック、ピーオーシー)
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BOM/部品表
- BOMとはBill Of Materialsの略であり、日本の製造業では主に部品表を指します。 BOMは製品を構成する部品の一覧であり、製品がどの部品で組みあがっているかを示すものです。 一般的にBOMは2つの情報で構成されています。 1つがPN(Parts Number)という品目情報、もう1つがPS(Parts Structure)という親子関係の情報です。 また、部品表は用途によっていくつかの種類に分けられています。 構想BOM: 商品企画段階で製品の検討(品質、コストの作り込みなど)に活用するため、商品仕様をブレークダウンし、各々の構成を表現したもの。 技術(設計)BOM: 開発・設計段階で使う製品構成を階層構造で表現したもの。 販売BOM: 販売オプションと仕様の組み合わせに関する制約条件を定義したもの。 Ex.販売制約(仕向地制約、販売戦略) 製造BOM: 製造に必要な部品や資材情報と工程情報の関連を定義したもの。 購買BOM: 生産する製品に必要な資材や購入品を購買単位でくくったもの。 保守(サービス)BOM: 設置や納品後の変更含めて最新状態を個体別に管理するもの。
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BOM/部品表
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BOM(部品表)連携
- E-BOM・M-BOMといった、開発、生産、調達、販売、サービスなどが管理する各種BOMデータを連携して管理することを指します。BOMおよびBOMに付随するデータを同期的に連携させることで、部門間の業務連携や横断的な業務を円滑に遂行することが可能となります。E-BOMとM-BOMの連携においては、設計変更に対する処理フローをいかに整流化できるかが成功の鍵となります。
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BOM(部品表)連携
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ホワイトカラー生産性向上
- 日本の労働生産性は世界的に見ても低く、かねてより問題視されています。しかし日本の自動車産業や電気機器産業は世界的に見てもかなりレベルが高く、ブルーカラーの生産性はかなり高いものではないでしょうか。ではなぜ日本の労働生産性は、OECD(経済協力開発機構)の公表において、37加盟国中21位(2020年度)と低迷しているのでしょうか。ここでは、日本企業の労働生産性、特にホワイトカラーの労働生産性について見ていきます。
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ホワイトカラー生産性向上
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MaaS(Mobility as a Service/マース)
- MaaS(読み方:マース)とは、「Mobility as a Service」の略。従来の交通手段を単なる移動手段としてではなく、各種サービスと統合し、利便性を向上させる概念を指します。鉄道・バス・タクシー・シェアリングエコノミーなど、複数の交通手段を一つのプラットフォームで予約・決済できるようにすることで、ユーザーがスムーズかつ効率的に移動できる仕組みを整備することを目標としています。
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MaaS(Mobility as a Service/マース)
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